Outline
プロジェクト概要
霧島スマートインターチェンジ(仮称、以下「霧島スマートIC」)は、鹿児島県霧島市における東九州自動車道の国分ICと隼人東ICの間に新たに設置が予定されているスマートインターチェンジです。令和5年9月には国土交通省より事業認可を受けており、霧島市中心部に近く、半導体関連工場など産業拠点が集積し、陸上自衛隊の活動拠点を有する、アクセス性向上が期待できる場所に整備される計画となっています。
このスマートICの整備により、地域における物流の効率化や企業誘致の促進が期待されているほか、防災拠点としての機能強化や、救急医療活動への迅速な対応といった面でも大きな役割を担うことが見込まれています。
事業は霧島市と西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)が連携して推進しており、多方面との調整と協力が必要不可欠な、地域にとって極めて重要な社会基盤整備事業です。
当社は建設マネジメントの立場から、本事業の初期段階より参画しています。地形測量業務・詳細設計業務・水文調査をはじめ、道路の計画・設計支援、さらには工程およびコストの管理に至るまで、計画立案から事業の進行までを一貫してサポートし、地域の発展と安全・安心なインフラ整備に貢献しています。
このスマートICの整備により、地域における物流の効率化や企業誘致の促進が期待されているほか、防災拠点としての機能強化や、救急医療活動への迅速な対応といった面でも大きな役割を担うことが見込まれています。
事業は霧島市と西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)が連携して推進しており、多方面との調整と協力が必要不可欠な、地域にとって極めて重要な社会基盤整備事業です。
当社は建設マネジメントの立場から、本事業の初期段階より参画しています。地形測量業務・詳細設計業務・水文調査をはじめ、道路の計画・設計支援、さらには工程およびコストの管理に至るまで、計画立案から事業の進行までを一貫してサポートし、地域の発展と安全・安心なインフラ整備に貢献しています。
プロジェクト名 | 鹿児島高速道路事務所管内 土木施工管理業務 |
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所在地 | 鹿児島県姶良市反土(鹿児島高速道路事務所) |
発注者 | 西日本高速道路㈱ 九州支社 |
実施期間 | 2020年4月 ~ (霧島スマートIC事業は2023年10月~) |
Technical Features
技術的な特徴
- 主な技術:車載写真レーザ測量システムを用いた道路及びその周辺の地形・地物の測定、地上型3次元レーザスキャナを用いた構造物や地形などの3次元点群データの取得、基準点および詳細測量、空中写真を用いたフォトモンタージュの作成による関係者向け3Dビジュアル化
- 工夫点や課題へのアプローチ:多様な関係機関(霧島市、警察、土地改良区、地権者など)との事業調整に対応するため、各フェーズで全体工程の作成・補完、暫定図面の作成、定期的な調整会議を実施。類似事例の情報収集および設計への反映と迅速な協議議事録の作成・共有。
Details of implementation
実施内容
- 発注者支援業務として、地形測量、詳細設計段階から参画。
- 工程表作成、リスク管理、コスト査定支援を行い、発注者の意思決定を技術的にサポート。
- 関係機関協議資料の作成、協議への同席を行い、必要に応じて技術的な説明や調整方針の整理を行い、円滑な協議進行の支援を実施。
- 住民説明会や資料作成にも関与し、丁寧な合意形成の仕組みづくりに貢献。
Details of implementation
成果と効果
- 計画初期段階から技術支援を行うことで、発注者によるスムーズな意思決定を実現。
- 車載写真レーザ測量や地上型3次元レーザスキャナ、空中写真を活用し、関係者向けの3Dビジュアル資料の作成
- 工程表や暫定図面を適宜作成し、各フェーズにおける事業全体の見通しを明確化。
- 定期的な調整会議や迅速な議事録共有により、関係機関との円滑な連携体制を構築。
- 協議資料作成・技術説明を通じて、警察、地権者、土地改良区など多様な関係者との合意形成を支援
- 住民説明会や資料作成にも関与し、丁寧なコミュニケーションによる地域理解の促進に寄与